0.13.0.0ワイプ時パッチノート日本語訳

0.13.0.0 patch note

Escape from Tarkov 0.13.0.0のパッチノートをお届けします。
このパッチではワイプが行われます。

新要素

ストリート オブ タルコフ

street of tarkov

ノルヴィンスク州に経済特区が設立されて以来、タルコフ市はその開発の中心地となり、国際的な投資によって財政も潤い地理的に重要な場所となった。
短期間にインフラを完備した大都会に成長したのだ。
主要な投資家のテラグループは、世界18カ国に拠点を持つバイオテクノロジーの研究開発会社である。
さらにその事業内容はバイオ研究開発以外にも多岐にわたり投資意欲も旺盛である。
タルコフ市やノルビンスク州の主要企業のほとんどが、何らかの形でこのテラグループとつながっている。
タルコフ市には、テラグループの本部、研究所、工業、警備のためにテラグループが雇った民間軍事会社USECの支部がある。

タルコフ市はロシア北西部に位置し、ノルヴィンスク州に属しており、フィンランド湾の右岸、カレリア地峡の南側に位置しする。
かつて活発に発展していた都市の人口は100万近くあった。
1960年代半ば、この都市の前には大規模な計測器メーカーや電子防衛企業が建設され、ZATO(閉鎖的行政領域形成)の発展の基礎となっていた。
ZATOの地位は1994年に解除されている。

テラグループ関連の巨額汚職事件が発生し、事態の収拾がつかないことが明らかになると、同社の経営陣はUSECのオペレーターに対して、政府や法執行機関の関係者すら施設に立ち入らせないようにとの命令を下した。
PMCはこれを実行し、テラグループの幹部・中堅社員はほぼ全員が市外に退避した。
この後、会社の全資源を使った大規模な避難が始まった。
街は大混乱に陥った。
テラグループの財産を守るUSECのPMCに対抗するため、政府とは無関係だが、ロシア当局の直接の保護下にあると噂される新設のPMC、BEARが派遣された。

両PMCの間では、あらゆる兵器を駆使した活発な戦闘が展開された。
この間、住民の避難は市の自助努力に加えロシア軍や国連平和維持軍の協力も得て、活発に行われた。
しかし、その混乱もあってか、街は住民の去った状態のまま凍りついた。
公式の部隊はすべて撤収し、利益を得て街を略奪しようとする限界集落や犯罪者たちだけが街に残ることになった。
タルコフは封鎖され、街への出入りは不可能になった。
多くのBEARとUSECが司令部との連絡を失い、Tarkovから脱出する方法を見つけなければならなくなった。

今回のアップデートでは、プリモスキー通りとクリモフ通りの交差点に位置するタルコフ市の一部を追加しました。
ここには、廃工場、パインウッドホテル、通信社ビル、コンコルディア住宅、カーディーラー、テラコットビジネスセンター、映画館、スーパーマーケットSparzha、その他都市インフラを構成するオブジェクトが含まれています。
これはストリートオブタルコフ実装の最初の部分であり、後にマップは拡張される予定です。

リペアキットとアイテム強化

  • 武器、防具、プレートキャリアを修理キットで修理した際に、標準または低確率で強化を受けることができるようになりました。
  • アイテムの強化は、対応するスキルのレベル10で開放されます。武器の場合は「武器メンテナンス」、アーマーの場合は「ライトアーマー」と「ヘビーアーマー」があります。
  • レアな強化は、対応するスキルのエリートレベルでのみ適用できます。
  • 通常の標準的な強化は、対応するスキルのレベルに応じて確率と強度が変化する。
  • ボディアーマーとプレートキャリアの場合、強化によってキャラクターが受けるダメージが減少します。
  • 武器は同時に2種類の強化が可能です。1つは誤作動確率の減少、もう1つは命中率の向上です。
  • 強化はアイテムの技術条件(またはアーマーポイント)の一定範囲内で有効であり、再度修理を行った場合は解除されます。
  • 強化内容とその価値はアイテムの価値(販売価格、保険、フリーマーケット手数料)に影響します。
  • インテリジェンススキルは、修理に使われるリペアポイントの量に影響するようになりました。
  • リペアキットで修理する際に削除されるアイテムの最大耐久度の値は、対応するスキルに依存するようになりました。武器の場合は「武器のメンテナンス」、鎧の場合は「ライトアーマー」と「ヘビーアーマー」です。 耐久度ポイントを持つ他のアイテムの場合は、インテリジェンススキルが影響します。

新スキル

  • 新スキル「ライトアーマー」を追加
    移動力、修理時の鎧の摩耗、アーマーに当たった時の近接武器のダメージに対するペナルティを軽減するスキルです。
  • 新スキル「ヘビーアーマー」追加
    移動力低下、アーマーに覆われた部位への鈍器ダメージ、修理時のアーマーの消耗を軽減するスキルです。
  • カリスマスキルの見直し
    このスキルの進行は、保険、有償エキス、運用タスクの交換、スカブボックスの価格、セラピストによる治療に影響を及ぼします。

新武器と新装備

gp25
  • 互換性のあるバレルマウントを持つすべてのAK自動小銃用のGP-25 “Kostyor” 40mmアンダーバレルグレネードランチャーを追加しました。
  • 適切な長さの銃身と互換性のあるハンドガードを持つすべてのAR-15ライフル用のM203 40mmアンダーバレルクレネードランチャーを追加しました。
  • SR-2MPアップグレードキット、KP-SR2サイト、20連および30連マガジン付きのSR-2M “Veresk” 9×21サブマシンガンが追加されました。
  • Steyr AUG A1およびA3 5.56×45アサルトライフルを追加しました。AUG用のパーツと10発、30発、42発のマガジンを追加しました。
  • グロック19X 9×19と19、24、31連マガジンを追加しました。
  • RSH-12 12.7×55アサルトリボルバーを追加しました。
  • その他新装備

COOP PvE拡張

協力プレイモードに新しい設定を追加しました。

  • エネルギーと水の消耗なし
    「水とエネルギーの消費を無効にする」をチェックすることで、アイテムを消費する以外のエネルギーと水分の経時的な減少がなくなります。
    エネルギーと水分補給がゼロになることで、消耗や脱水のマイナス効果が発生しなくなります。
  • ボット設定
    ソロのオフラインモードから、ボットの量(完全不在を含む)と難易度を調整するオプションがCo-opでも使用可能になりました。
  • スポーンポイントの選択オプション
    スポーンポイントを選択する際に、3つのオプションが追加されました。
    • 一か所に集める:グループ内の全プレイヤーがマップの中央にまとめて表示されます。
    • オンライン同様:グループ内の全プレイヤーが、マップの端にそれぞれスポーンします。
    • 2チーム:グループ内のプレイヤーは(グループに入った順番に)2つのチームに分けられ、マップの異なる2つの場所で異なるチームとしてスポーンします。
  • 気象条件オプション
    天候を細かく調整することが可能になりました。調整オプションは以下の通りです。
  • 時間設定
    レイドに特定の時間帯を設定する機能を追加しました。
    希望する時間を選択すると、時間の流れが止まり、常に設定した時間のままになります。
    また、オンラインレイドのように時間を進めることも可能です。

今回は、協力モードの機能改善の第一段階です。
その後、機能は洗練されていきます。
改善予定のいくつかは、時間経過速度、ヘルス設定、重量制限なしなど、すでにインターフェースで確認することができます。

隠れ家

シューティングレンジのアップグレードレベルを2つ追加しました。
ムービングターゲットを含む様々なシューティングターゲットを設定し、トレーニングプログラムを使って射撃練習をすることができるようになりました。

新しい5種類の注射器

obdolbos
  • Obdolbos 2
    サニター社が開発した自家製薬物が入った注射器。既存のObdolbosの新バージョン。
    TerraGroup Labsの実験は、TerraGroup Labs自体の閉鎖では終わらなかったようだ。
  • SJ12 TGLabs
    特殊部隊の工作員のために開発された。
    身体の一部の機能を鈍化させ、一時的にエネルギー再生に動き出す。
    視床下部のバソプレシンを強制的に放出させ、副腎の働きに変化をもたらし、体温を下げ、知覚を高める薬。
    作用の終了後、副作用で体温が40-42度まで跳ね上がります。
  • Perfotoran (Blue Blood)
    酸素運搬機能を持つ代用血液で、毒素や毒物、放射線障害などを和らげる強力な解毒剤として使用される。
    1980年代にソビエトの科学者によって開発された。
    PFO化合物をベースにしたサブミクロンエマルジョンである。
    血中に入ると一時的に代謝を促進し、組織を再生させる。
    過剰摂取や拒絶反応を起こした場合、健康に悪影響を及ぼす。
  • Trimadol
    特殊部隊の工作員用に開発されたオピオイド系合成鎮痛剤。
    中枢および脊髄に作用する(K+およびCa2+チャネルの開口部を促進し、膜の過分極を引き起こし、痛みのインパルスの伝導を抑制する)。
    鎮痛作用に加え戦闘性を高める。
    過剰摂取により、効果が切れた後、体力の消耗を招く。
  • PNB (Product 16)
    戦闘用覚醒剤。TerraGroup Labs社で開発され、PNBと表記される。
    インナーマッスルを短期間で活性化させ、過緊張状態にすることで受けたダメージを軽減させる。
    同時に、組織の再生を促進するためのタンパク質が合成される。
    戦闘の重要な瞬間に、生物の能力を拡張するために使用する。
    特殊部隊での使用を許可されている。副作用がある。

新ボイスライン

  • ボスのボイスを追加
    • キラ
    • タギラ
    • ナイト
    • バードアイ
    • ビッグパイプ

変更点

グラフィック FSR 2.1

AMDが開発したピクチャースケーリング技術FSR 2.1に対応し、低解像度の画像をリアルタイムで高解像度にアップスケールし、より高品質なモニターに表示できるようになりました。

  • 各種ガラスの描画距離の最適化
  • デカールの描画を最適化
  • 遠距離にある樹木の描画を最適化

サウンド

  • Steam Audioはプロジェクトから完全に削除され、Oculus Audioに置き換わりました。サウンドポジショニングシステムの変更は、バイノーラルサウンドの設定に関係なく顕著に現れますが、最高の体験を得るためにバイノーラルオーディオを有効にすることをお勧めします。
  • 現在の実装では、サウンドポジショニングシステムは、プレイヤーの位置との関係で最終的なサウンドを形成するために、より多くの条件を処理します。
  • ポジショニングの最終調整は、Factory、Customs、Woods、Streets of Tarkovで利用可能です。その他の場所については、今後のアップデートでサウンドポジショニングの品質が徐々に改善される予定です

 その他

  • 武器マスタリングの進行のバランスを変更。
  • 交換と価格のバランスを調整し、新しいバーターアイテムを追加しました。
  • タスクの条件と報酬のバランスを調整し、新しいタスクを追加しました。
  • 一部の一連となっているタスクが、前のタスクを完了してから一定期間後に利用可能になるようになりました。
  • ハイドアウトの様々な改善と変更。
  • 一部のタスクアイテムのスポーンポイントが変更され、アイテムは近くに位置するランダムな場所のいずれかに出現するようになりました。
  • 特定のタスクのクリア報酬として、ハイドアウトのクラフト用レシピがいくつか入手可能になります。
  • Streets of Tarkovで新しいタイプの脱出が可能になりました。これを有効にするには、出口手前のエリアで緑色のフレアカートリッジを発射する必要があります。
  • クラフトをお気に入りに追加する機能を追加、またクラフトリストで名前による検索が可能になりました。
  • ボットに武器の誤作動を追加しました。
  • ローグボスの挙動を改善。
  • 中国語、チェコ語、イタリア語、ポーランド語の完全な最新ローカライズを追加。

修正

  • メモリリークを修正しました。
  • 既にサーチされたコンテナが他のプレイヤーに開放されたままになっていた問題を修正しました。
  • プレイヤーがボットから武器を拾った際に発生したソフトロックの問題を修正しました。
  • レイド外での治療が原因で発生するエラー228を修正しました。
  • カスタムでボットが地形を突き破って落下する可能性がある場所を修正しました。
  • プレイヤーの真横にボットがスポーンするのを修正。
  • 装備なしでレイドに参加した場合のボットの反応を修正しました。
  • 透明なオブジェクトやガラスの後ろにいるプレイヤーに対するレイダーの反応を修正
  • ヒールアニメーション中のビークル脱出ができない不具合を修正
  • フリーマーケットでアイテムを選択する際のビジュアルバグを修正
  • SSRを有効にした際の水のビジュアルに関する不具合を修正
  • エイム中の不正な頭部回転を修正
  • レイドでアンチエイリアシングモードを変更した際のグラフィックアーチファクトを修正。
  • 一部の武器パーツが暗闇で光っていたのを修正。
  • Saiga-12の照準位置の修正
  • 特定のオブジェクトを飛び越えた際のフリーズを修正
  • 1つのタスクアイテムで複数のクエストを完了た問題を修正しました。
  • スモークグレネードに対するボットのリアクションを修正しました。
  • ロビーの負傷者サウンドを修正しました。
  • サーマルサイト使用後の光学系におけるフラッシュライトの不具合を修正
  • バットストックを折りたたんだ状態でKRISS Vectorで射撃する際のカメラ位置を修正。
  • T-5000Mにアタッチメントのサウンドを追加しました。
  • AKMPサイトが7.62 AKの反動に与える影響を修正しました。
  • Leupold Mark 4 LR 6.5-20×50 30mm riflescopeの詳細での誤った記述を修正しました。
  • スポーン地点が茂みの近くにある場合、ローディング画面で茂みの音がするのを修正。
  • MP-18でスコープ倍率を変更する際の遅延を修正。
  • 分解したアイテムをトレーダーに売却する際のインターフェイスの不正な動作を修正し、売却能力をブロックしているパーツに関する通知も追加。
  • MP-133ショットガンのシェルモデルのリロード時のスケーリングを修正。
  • レイドでマズルデバイスを装着する際、SIG MCXのマズルフラッシュが不正になるのを修正。
  • 3人称視点からの飲食アニメーションを修正。
  • バットストックが折りたたまれている武器で照準する際のFOVの変化を修正。
  • 他のボットが死亡した際の声にボットが反応しないかった問題を修正。
  • 障害物の後ろから顔を出したプレイヤーを見たときのボットの挙動を修正。
  • その他、多数の技術的な修正と改善

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